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うなぎの寝床

2013.01.11.Fri.10:49
前回のブログで京都の町家を「うなぎの寝床」と書きました。

「うなぎの寝床」・・・何でそう言われるようになったかが、今回のお話です。

一説には豊臣秀吉の時代、間口の幅によって税金がかけられたことから、段々と間口の狭く奥行が深い「うなぎの寝床」になったと言われています。

町家と呼ばれるようになったのは、古くは平安時代にさかのぼります。その頃の文献に「マチヤ」として登場していたようです。

現在の町家のスタイルは江戸時代中期頃に確立されたと言われています。
京町家の基本は職住一体型です。仕事場である「店の間」、生活の場である「台所」「通り庭」「坪庭」「座敷」「奥庭」となっています。
「通り庭」とはおくどさん(かまどのある台所で)から奥庭を繋ぐ土間の事で、大きく吹き抜けになっています。

建物の側面が隣の家と接する京町家は、風や光を取り込む場所が通りに面した表、裏、天空の3つしかありません。そのため、通りに面した所は格子戸を、通り庭には天窓や高窓が取り付けられています。

また奥庭や建物の中間に坪庭を配置することで、夏の蒸し暑い表の通りとの温度差によって、風の流れを内部に取り込むといった工夫がされています。
人々が気持ちよく生活していく為に暮らしの知恵が積み重ねられて、季節の変化を感じる建物が出来上がっていったようです。

四季折々を楽しむ工夫がその頃からされていたとは、日本の建物はとても繊細ですね♪

現代の京町家のカフェ↓
IMG_0357.jpg




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