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蔵の家 外部がほぼ仕上がりました

2015.11.26.Thu.14:26
ご無沙汰してしまい・・・
何せこの天気で体調を崩してしまって、調子が悪すぎです・・・(T_T)

それでも現場は着々と進んでいます。
蔵の家は漆喰も仕上がり、外部はほぼ完成になっています。
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黒い杉の焼板と白の漆喰がコントラストがハッキリして綺麗です♪
早く足場が外れないかな~

内部はリビングの畳コーナーも出来きました。
そして今日はリビングの造作家具の打ち合わせ、家具屋さんに現場に来てもらって採寸していただきました。
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今回のリビング家具は壁面に飾り棚兼TVボードを作ります。
リビングは壁が左官仕上げなので、それまでに作ってもらいます。
もちろんデザインはお客様の意見を踏まえ、こちらで考えています。
ソファーなどが黒い家具になるので、それに合わせTVボードも黒い仕上げで考えています。

和室の小上がりも出来ました。
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和室の床は一部に間接照明を入れる予定です。
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その造作も出来ています。

今月中には木工事も終わる予定です。お引渡しは12月末予定、急ピッチで作業は進みます。

おまけ
この頃の看板犬は・・・相方の後ろに座っています。
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天井材

2015.11.12.Thu.14:33
蔵の家は外部の漆喰の下塗りがほぼ終わりました。
天気が悪い日が続いていたので、この晴れ間はとっても貴重です。
また週末は天気が悪くなるみたい・・・相方は土曜日に上棟を控えているので、天気が心配です。
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内部は天井材を貼りました。
今回は色々と悩んだのですが、リビングは桐の無垢材を天井に貼っています。
たいていは杉材を貼ることが多いのですが、どうしても赤白が出るので今回の家のイメージに合わなくて断念。
桐は模様にもあまり癖がなく、すっきりとした印象になります。
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無垢材は木そのものが呼吸をしてくれるので、室内の湿度を調整する働きもあります。
また木の持つ香りも癒し効果があると思っています。
無垢材は手触りもよく、子供室など裸足で動く部屋にはとても踏み心地が良く足にも優しいです。
ただどうしても傷がついたり割れが入ったりしますので、お手入れを必要とします。
天井材などは気にされなくても大丈夫ですが、床材などよく触れる場所は蜜蝋などのオイルを定期的に塗っていただく方が良いです。ただそういった生活で出来る傷も長年使って頂くと良い風合いになっていきます。
私的には思い出が刻まれていくみたいで、家の歴史が積み重なっていく感じがとても好きです。

我が家ではお客様のお好みもありますが、出来るだけ自然の素材を使用して五感に優しい家作りをしたいと心がけています。

蔵の家 進捗状況

2015.11.06.Fri.14:26
ブログの更新を・・・サボっています・・・反省(T_T)

こうしてサボっているあいだにも、「蔵の家」は順調に工事が進んでいます。
外壁の焼板も貼れて、漆喰塗りの下地が始まっています。
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内部は断熱材の施工が終わり、天井の下地などに取り掛かっています。
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我が家では断熱材は主に「セルローズファイバー」を使用しています。
断熱材には色々な種類があり、それぞれ短所・長所があります。
一般的なグラスウールやまた羊毛などは大工さんの施工になる事が主です。
どこの会社さんも断熱施工について理解した上で施工をされていると思いますが・・・グラスウールや羊毛などは、外壁に筋交いと呼ばれる構造材があると隙間なく断熱材を充填するのはかなり神経を使います。施工する職人さんがしっかり理解した上で施工をしないと欠損が出来て、せっかくの断熱材の効果も十分発揮出来ない場合があります。
その点、セルローズファイバーは機械を使って細かな断熱材を吹き込みます。なのでしっかりと隙間なく充填できるわけです。
また施工についても基本的には専門業者さんが保証付きで施工してださるので安心です。
素材は新聞紙を主な原材料にしていますので、体にも環境にも優しいのです。
セルローズファイバーの木質繊維は繊維の中にたくさんの空気胞があるため、高い吸音性を発揮します。
家の外からの騒音をおさえ、中から外部に漏れる音をやわらげる防音効果 ももたらします。
断熱材の種類の中でセルローズはそれなりのコストが掛かります。
でも断熱性・防音性・安全性を踏まえ、我が家の施工する住宅にはセルローズファイバーを採用しています。

家作りをするにあたってお客様には、仕上げ材や設備にこだわるより、見えない部分にこそしっかりと予算をとって建てていきましょうと初めにお話します。見えない部分というのはやり変えのきかない部分です。基礎や構造、断熱といった家の根源に関わる分は予算をあらかじめしっかり見ておきます。そこがしっかり施工されていれば、永く住み続ける家が出来るわけです。

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